関係団体からのメッセージ
日本訪問看護財団に関わる団体の皆さまから頂いた応援メッセージをご紹介いたします。
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公益社団法人 日本看護協会
髙橋弘枝会長
創立30周年を心よりお祝い申し上げます。
1985年に日本看護協会内に設置された「訪問看護開発室」を前身とし、1994年に貴財団が設立されてから30年。教育研修や調査研究、政策提言など様々な活動を通じ、我が国の訪問看護の発展に貢献されてきたことに敬意を表します。
2040年に向け、あらゆる世代の在宅療養ニーズに応える訪問看護の基盤強化は不可欠です。事業の大規模化・多機能化とともに、看護師が働き続けられる環境づくりを進め、訪問看護が地域における看護の「拠点」として力を発揮することが求められます。これからも力を合わせ、国民の在宅療養の選択肢がより豊かで確かなものとなるよう、取組んでまいりましょう。 -
一般社団法人 全国訪問看護事業協会
中島正治会長
日本訪問看護財団が30周年を迎えるにあたり、心よりお祝い申し上げます。
我が国で訪問看護が広く推進されるとともに発足された御財団は、多くの皆様の熱心なご尽力により、この節目に至りました。
この30年間、日本の在宅ケアは大きく進化してきましたが、さまざまな地域で訪問看護サービスは、数えきれないほどの療養者や御家族を支え、また、地域社会の健康と福祉に大きな貢献をしてきました。
日本訪問看護財団は、質の高い温かみのある訪問看護サービスを提供し、より多くの人々の健康と幸福に貢献していく上で、その指導力を発揮して来られました。今後訪問看護サービスの一層の拡大の中で、御財団の更なる発展と成長をお祈り致します。 -
公益社団法人 日本医師会
松本吉郎会長
日本訪問看護財団が設立30周年を迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。
本人の尊厳が保持され、誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期までおくるためにも在宅医療のニーズは高まっています。
地域住民が安心して在宅で暮らすためにも、24時間体制で身近に寄り添い、献身的に患者さんを支える訪問看護サービスの役割は大きく、在宅医療に携わるかかりつけ医にとっても心強く思っております。
日本訪問看護財団がこれまで果たして来られた、医療・介護・障害分野への多大なるご尽力に対し深く敬意を表します。
今後も貴財団の活動を支えてこられた関係各位のますますのご発展を心より祈念申し上げます。 -
公益社団法人 日本歯科医師会
高橋英登会長
このたび貴財団が創立30周年を迎えられますことを心よりお祝い申し上げます。
病気や障がいがあっても安心して暮らせる社会を目指し、在宅ケアに関する様々な事業を行っている貴財団は、少子高齢化が進む日本を30年間支えながら、平たんではない道のりを歩んできたものと思い、その活動に感謝申し上げます。
近年、歯と口の健康が全身の健康に大きく影響することが明らかになる中、日本歯科医師会では歯科口腔保健の推進による健康寿命の延伸の実現に向けて取り組んでおります。目指す方向は同じですので、引き続き協力関係が続くことをお願いするとともに、貴財団の今後の益々のご発展と関係各位のご活躍を祈念申し上げます。 -
公益社団法人 日本薬剤師会
岩月進会長
公益財団法人 日本訪問看護財団が設立30周年を迎えられましたこと、心よりお喜びを申し上げます。
貴財団が、産声をあげられた1994年は、自社さ連立の村山内閣が誕生し、1ドルが100円を突破する円高であり、また記録的な猛暑と消費税が5%になった年でもありました。
それから30年がたち、少子高齢化社会は進展、在宅療養という言葉も人々の暮らしの中で普通に聞こえてくる世の中になりました。このような時代の背景をうけて、訪問看護に携わる方々は、高齢者への適切な医療をいかに確保すべきかという課題に、いち早く取り組まれてこられました。その後の医療保険制度の改定や介護保険制度の創設から現在に至るまで、在宅で療養される方々に適切な訪問看護サービスを提供し続けてこられました。このことに、薬剤師会を代表して改めて敬意を表する次第です。
地域包括ケアシステムの目標年を迎えつつある現在、在宅患者のQOL確保には情報の共有と関係者間の適切な連携は欠かせません。薬剤師もチーム医療の一員として、これまで以上に訪問看護師の皆様と連携を密にし、共に地域医療提供体制に貢献してまいります。
貴財団の今後のますますのご発展とご関係各位のご活躍を祈念いたします。 -
日本看護連盟
髙原静子会長
財団設立30周年、誠におめでとうございます。
訪問看護は、地域の健康と福祉に不可欠な役割を果たしています。利用者が自宅で安心、適切な医療・看護を受けることができるよう、日々努力されていることに深く感謝申し上げます。
人口構造・疾病構造の変化や社会経済状況を踏まえ、医療と介護の連携推進や看取りへの対応強化、感染症や災害への対応力向上等への取り組みが期待されています。また、看護職不足の中で、更なる介護サービスの質の向上を図るため、処遇改善や生産性向上による職場環境の改善に向けた先進的な取組の推進等も求められています。
訪問看護は、療養の場が地域に移行する今日のような時代において、さらに重要性が増しています。これからも訪問看護が更に発展し、地域の健康と福祉に貢献していくことを願っています。
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公益財団法人 日本訪問看護財団
清水嘉与子前理事長
設立30周年おめでとうございます。看護行政に携わっている時から在宅看護に関心がありましたが、当時は医療機関の看護職不足対策で手一杯。日本看護協会が訪問看護財団を立ち上げた時の喜びを思い出します。爾来財団会員です。議員退任後に財団の理事長に就任し86歳で無事卒業させていただきましたが、これは設立当初から財団を牽引してきた佐藤常務理事や多くのやる気満々の財団職員に支えられてのことです。
今年は元旦から能登での大地震で多くの人々が被災されましたが、全国から看護職の支援が広がっており、訪問看護分野でもたくさんの支援が行われています。理事長在任中に起きた東日本大震災の時にいち早く財団が名取市で訪問看護活動をスタートさせ、仮設住宅の生活が終焉を迎える8年間活躍したことも素晴らしい思い出です。日本財団からの支援に感謝です。コロナ感染症蔓延の時にも訪問看護師の活躍が高い評価を受けました。しかしまだまだその存在が多くの国民に知られていません。看護の力が高齢社会を支える・・・人々が気楽に健康相談したり、適切なケアを受けられるような訪問看護ステーションが地域に増えることを願っています。
皆様からのメッセージ
訪問看護に従事している皆様や、訪問看護のご利用者様・ご家族の皆様から頂いた応援メッセージをご紹介いたします。